漢方とメタボリックシンドローム
九味半夏湯加減方の肥満改善有効性を検証
BMI、体脂肪率、内臓脂肪面積で改善効果

〈ゲスト〉和田高士先生 ●東京慈恵会医科大学健康医学センター センター長
 追試で内臓脂肪面積も有意に減少した

 ――治験の内容についてお聞かせ下さい。

〈和田〉 九味半夏湯加減方には「脂肪過多症」という効能があります。近年、肥満の診断は単に身長と体重のバランスのみならず、体内の脂肪量、さらには高血圧、糖尿病、高脂血症との関係がより深い内臓脂肪量の測定が特に重要視されてきています。
 日本肥満学会は、body mass in‐dex(BMI)=体重(s)÷身長(m)÷身長(m)から肥満の判定基準を発表しています。それによるとBMI25s/u以上の場合が肥満と判定されます。今回の試験ではさらに肥満の指標として、体脂肪率(タニタ社TBF−201)、X線CTによる臍部レベルの内臓脂肪面積を判定しました。
 対象は、本研究に同意していただいた37人です。日本肥満学会の診断基準によりBMIが25s/u以上の17人を肥満群とし、25s/u未満の者20人をコントロール群としました。九味半夏湯加減方(扁鵲)は標準内服量1日3包(1包2.0g)を8週間投与しました。

 ――試験結果はいかがでしたか。

〈和田〉 肥満群のBMIは、投与前27.6±2.0s/uから投与後は26.9±2.2s/uへと有意に減少しました。体脂肪率も31.0±6.6%から29.9±5.9%へと有意に減少しました。
 この試験では臍部レベルの内臓脂肪面積は121±61cuから116±62cuへと減少しましたが、有意差は見られませんでした。しかしその後、新たな24人で追試をした結果、有意に減少しました。皮下脂肪も加えた全脂肪面積も306±68cuから296±70cuへと減少しましたが、これは統計学的には有意差はありませんでした。
 コントロール群においては、BMIは投与前22.5±1.7kg/uから投与後22.3±1.8へと/uへと有意な変化を認めませんでした。同様に、体脂肪率も投与前26.6±4.1%から25.9±3.8%へと有意な変化を認めませんでした。内臓脂肪面積も投与前53.1±39.5cuから投与後51.7±37.2cuへと有意な変化を認めませんでした。
 両群とも特別な副作用はありませんでした。


【九味半夏湯加減方】
 九味半夏湯加減方は、沢瀉、生姜、桂皮、牡丹皮、柴胡、升麻、大黄、甘草、芍薬、猪苓、半夏の11種類の生薬からなる。九味半夏湯加減方は、1949年(昭和24年)1月に当時の厚生省より「脂肪過多症」という効能をもつ一般用医薬品として承認され(承認第1836号)、『扁鵲』(へんせき)という名称で市販されている。

メタボリックシンドロームの診断基準
内臓脂肪(腹腔内脂肪)蓄積
  ウエスト周囲径  男性≧85p
              女性≧90p
               (内臓脂肪面積 男女とも≧100cuに相当)

上記に加え以下のうち2項目以上
  高トリグリセライド血症    ≧150r/dl
           かつ/または
  低HDLコレステロール血症   男女とも<40r/dl

     収縮期血圧  ≧130oHg
           かつ/または
     拡張期血圧  ≧85oHg

   空腹時高血糖   ≧110r/dl


内臓脂肪型肥満がメタボリックシンドローム生む
 ――肥満については、いろいろな危険性が指摘されています。

〈和田〉 肥満は2型糖尿病、脂質代謝異常、高血圧などの脳血管障害、虚血性心疾患のリスクファクターを引き起こすのみならず、睡眠時無呼吸症候群、腰痛症、月経異常など、多くの疾患の原因になっています。
 肥満の判定はBMIで表されますが、本来肥満とは身体に脂肪が過剰に蓄積した状態です。この脂肪の蓄積状態を簡易的に判定する方法として、いろいろな方法が開発されていますが、現在最も幅広く使われているのが、インピーダンス法による体脂肪率測定です。
 体脂肪率の増加により、健康障害の程度が悪化しますが、一方、体脂肪率が減少すると、血圧、脂質代謝異常、糖代謝異常などの生活習慣病が改善されます。今回の試験により体脂肪率の減少が確認されましたので、本剤によりこれら生活習慣病の改善が期待されます。

 ――特に、内臓脂肪型肥満が問題ですね。

〈和田〉 肥満は、その分布により内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満に分けられます。特に内臓脂肪型肥満は高血圧、脂質代謝異常、糖尿病を合併しやすく、これらはメタボリックシンドローム、内臓脂肪症候群などと呼ばれています。
 皮下脂肪については、ある程度存在することは外部からの障害を守る、体温を保持するなどで意味のあるものです。しかし、メタボリックシンドロームとの関連は、ほとんどないといってよいでしょう。
 内臓脂肪型肥満はX線CT検査により臍部レベルの内臓脂肪面積を測定し、100cu以上は内臓脂肪型肥満と判定されます。以上のことにより、対象者をまずBMIによって肥満群と非肥満(コントロール)群に分類しました。そして、体脂肪率と腹腔内脂肪面積も肥満の指標として検討しました。


九味半夏湯加減方は脂肪と水太り中間肥満に効果
 ――肥満改善については、他の漢方薬でも効果が指摘されていますね。

〈和田〉 防風通聖散については多くの報告があります。証に応じて肥満症16例に防風通聖散を投与した報告では、BMIは29.4s/uから28.4s/uへと3.4%の減少が見られました。ただ、2例で下痢、1例で浮腫と胸やけの副作用があったため試験を中止しています。防風通聖散では重篤な薬剤性肝臓障害、間質性肺炎が報告されていますので、注意が必要です。
 九味半夏湯加減方の肥満群での効果は2.5%の減少でしたが、今回の試験は一般用医薬品における市販時と同様な条件として証を考慮に入れなかったため、効果がやや弱い結果になったとも考えられ、また、副作用は認められませんでした。

 ――九味半夏湯加減方をいわゆる「やせ薬」として、消費者に勧めるのは問題がありますね。

〈和田〉 本剤の効能は「脂肪過多症」ですから、余分な脂肪を取るのです。実際、私どもの試験で体重が10sも20sも減ったわけではありませんし、体重がほとんど変わらない人もいました。本剤を飲んで、「体重は減らないが、お腹のあたりがすっきりした」という声もありました。ただ、体重そのものが減るよりも、内臓脂肪が減ることのほうが大切です。

 ――肥満にもいろいろなタイプがありますね。

〈和田〉 九味半夏湯加減方は、脂肪と水太りの中間の肥満に効果があるようです。消化・吸収がよく、ぶよぶよと太るタイプです。
 本剤が脂肪と水太りの中間の肥満に効果があることは、今回の試験結果においても明らかになりました。皮下脂肪と内臓脂肪を合わせた全脂肪面積は試験前後で10cuの減少、そのうち内臓脂肪面積は5cuの減少でしたから、差し引きすると皮下脂肪面積も同じ5cuの減少だったわけです。本剤は過食による肥満を基盤とした糖尿病、高脂血症、動脈硬化性疾患に投与されるとよいと考えられます。


各成分の肥満改善効果を考察
 ――各成分についてはどうお考えですか。

〈和田〉 九味半夏湯加減方の体重減少効果は、沢瀉が積極的に利尿し、猪苓が体内に貯留した水分を体外に排泄し、牡丹皮、芍薬が滞った血液を循環させて血液中の脂肪分を排出させます。それらの複合的な効果で脂肪過多を改善すると考えられます。
 臨床医科学研究所で行われた本剤のラットへの投与の内部実験では、高コレステロール飼料を与えた結果、非投与群に比し本剤の同時投与群では、用量に比例して体重抑制効果があったとの結果が出ています。
 沢瀉については体重に関する試験も報告されていまして、沢瀉末を飼料に混入することによって脂肪肝の蓄積が抑制され、さらに体重増加も抑制されたそうです。その成因として、食餌から吸収された脂質、あるいは肝臓内脂質の合成抑制などが考えられています。

 ――今回の試験のまとめをお願いします。

〈和田〉 九味半夏湯加減方は一般用医薬品として『扁鵲』という名称で「脂肪過多症」を効能として市販されています。
 今回、本剤を8週間使用して、その効果判定を行いましたが、その結果、体格指数であるBMI25s/u以上の肥満群では、有意なBMIの低下を確認しました。さらに、体脂肪率も有意な減少を見ました。また、当初37人という人数での試験であったため、始めは内臓脂肪面積でも、はっきりとした減少が生じました。
 本剤は生活習慣病の元凶である肥満の改善に有用な漢方薬であることを確認しました。

 ――ありがとうございました。


【試験方法】
 服薬前と服薬後のデータをWilcoxonの符号付順位和検定で統計解析した。結果は平均値±標準偏差で表した。危険率5%未満を統計学的に有意差ありとした(プリントアウトの同順位補正後のP値が0.05未満の場合、統計学的に有意差ありと判定する)。統計ソフトはStat‐View5.0(Abacus Concepts Inc.,USA)を用いた。

【和田高士(わだ・たかし)先生】
 1956年生まれ。86年東京慈恵会医科大学大学院卒業。2000年同大助教授、同大附属病院診察部長。日本生活習慣病予防協会理事、日本未病システム学会評議員、日本セルフメディケーション協議会理事。著書『セルフメディケーションで治す未病125』(じほう)、『検査と数値を知る事典』(日本文芸社)ほか









ヘンセキ
30キロ20キロスルリやせた、内臓脂肪が激減すると新判明の《やせる漢方薬》      医学ジャーナリスト 長井朝美


話題のメタボリック症候群を撃退!
内臓脂肪が激減し楽々やせる漢方薬を発見

【医科大学で効果を確認!】
 厚生労働省の調査によると、メタボリックシンドロームが日本人に急増しているそうです。
 メタボリックシンドロームとは、「内臓脂肪症候群」のことです。日本人の四十歳から七十四歳までの男性の二人に一人、女性は五人に一人が、メタボリックシンドロームか、その予備軍だというデータも出ています。この調査結果は、新聞やテレビで大きく取り上げられたので、ショックを受けた人も多いのではないでしょうか。
 内臓に脂肪がつきすぎると、ホルモン分泌のバランスがくずれ、高血圧や高血糖(血液中の糖分量を示す血糖値が高い状態)を引き起こします。メタボリックシンドロームの恐ろしさは、心臓病や脳卒中などの生活習慣病の引き金になるところにあります。
 まずは、あなたの腹囲(へそ周り)を測ってみてください。男性なら八五センチ以上、女性なら九○センチ以上あったら、メタボリックシンドロームの危険信号が一つ点灯します。ちなみに、平成二十年度からは、四十歳以上の人が受ける健康診断の検査項目として、腹囲の測定を必須とすることにもなったようです。
 さらに、高血糖、高血圧、脂質代謝異常のいずれか一つに該当していたら、「メタボリックシンドローム予備軍」。二つ以上に当てはまっていたら、「メタボリックシンドローム」となります。
 健康で長生きするためには、こうなる前に改善策を施すのが賢明でしょう。
 食生活を改善して適度な運動を心がけ、肥満を解消することが基本になることは、いうまでもありません。
 さらに最近、日本古来の漢方薬に、メタボリックシンドローム改善の手助けになる薬があると、話題になっているのです。
 その薬は「九味半夏湯加減方(くみはんげとうかげんほう)」といいます。
 九味半夏湯加減方の内容については、のちほど専門家の医師にご解説いただくとして、ここでは興味深い研究結果をご紹介します。
 ある医科大学で、この漢方薬をモニターに八週間飲んでもらい、そのデータを取りました。その結果、中性脂肪値(血液中の脂肪量を示す値)や最小血圧、BMI(肥満度を表す指標)、体脂肪率、内臓脂肪面積、血糖値が、統計学的に有意に減少したのです。
 また、モニターの中には、メタボリックシンドロームの診断基準に四つとも該当していた人が数人いたのですが、その人たちも高脂血症、高血圧、高血糖のうち、いずれかの数値が正常値になりました。

【水太りにも脂肪太りにも効く】
 さて、このように現代病にも効果を発揮する漢方薬、九味半夏湯加減方とは、いったいどのような薬なのでしょうか。
 消化器外科の世界的権威で、漢方の名医でもある昌平クリニック院長・杏林大学名誉教授の鍋谷欣市先生に伺いました。
 「この薬は、江戸時代に日本で考案された九味半夏湯をアレンジしたものでしょう。
 九味半夏湯は、江戸時代の漢方医、石崎朴庵の著書『飲病論』(1754年)でも、留飲を治す薬として紹介されています。留飲とは、水分の代謝(体内処理)がうまくいかず、体内に水が滞り、むくんだり、水太りしたりすることです。胃の中に水がたまって鳴る音(胃内停水)や、腹水も留飲の一つです。
 九味半夏湯の半夏(サトイモ科カラスビシャクの塊茎)は、本来、吐き気を鎮める薬ですが、同時に水を去る駆水作用もあり、さらに成分中の猪苓(サルノコシカケ科チョレイマイタケの菌核)と沢瀉(オモダカ科サジオモダカの塊茎)には、利尿作用があります。ですから、むくみがあって息切れがする、腰痛持ちで太っているという人に、よく効きます」(鍋谷先生)
 今回話題になっている九味半夏湯加減方の「加減方」とは、すでにある処方の薬に数種の生薬(漢方薬の原材料)を加えたり、へらしたりすることです。
 九味半夏湯を構成する九つの生薬のうち、陳皮(温州ミカンの果皮)と茯苓(サルノコシカケ科マツホドの菌核)を除き、便通をよくする大黄(タデ科ダイオウ類の根茎)や体内の老廃物を排泄する牡丹皮(ボタン科ボタンの根皮)など、四種類の生薬を加えています。
 「これらの生薬をプラスすることで、水太りのかただけでなく、いわゆる脂肪太りのかたにも、痩身効果を発揮します。
 この漢方薬に含まれる生薬は、いずれも体にとって『余分なもの』を、体外に排出します。つまり、適正体重になれば、それ以上やせることはありません。余分なものが排出されれば、血液の状態も改善されます。結果的に、高血圧や高脂血症、糖尿病などが改善することも、じゅうぶん考えられるわけです。」(鍋谷先生)
 なるほど、非常に魅力的な漢方薬ですね。ところで、漢方薬は飲む人の体質を選ぶようですが、この漢方薬はどうですか?
 「虚弱体質の人にはあまり効果がなく、中等度以上の体力を持つ人によく効きます。また、妊娠中もしくは出産直後の人、下剤を飲んでいる人にはお勧めできません。それ以外の人でも、服用中に異常を感じたら、すぐに医師か薬剤師に相談してください」(鍋谷先生)
 健康診断の結果にいつも「要注意」マークがつく人は、生活習慣の改善と並行して、この漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。


《メタボリックシンドロームの診断基準》

@内臓脂肪蓄積
  腹囲(へそ周り)が男性85センチ以上 女性90センチ以上(内臓脂肪面積100平方センチ以上に相当)

            +
      以下のうち2項目以上

A高血糖  空腹時血糖値が110ミリグラム以上

B高血圧  最大血圧が130ミリ以上 最小血圧が85ミリ以上 のいずれか、または両方

C脂質代謝異常  中性脂肪値が150ミリグラム以上 HDLコレステロール値が40ミリグラム未満のいずれか、または両方



代謝がアップ!やせる漢方薬で30キロ
20キロ10キロの減量に成功した人続出中

【黒い泥状の便が大量に出た!】
 「体のためには腹八分目がいい」と、頭ではわかっていても、つい食べすぎてしまう。そして、食べてから「しまった!太っちゃう」と後悔する。そういった経験を持つかたは、多いのではないでしょうか。
 子供のころは、満腹になるまで食べても、余分な脂肪になりませんでした。二十代のころも、「太ったな」と思ったら、ちょっと食事を調整したり運動したりすれば、すぐに体重が元に戻ったものです。
 ところが、四十代も後半になると、一度ついたぜい肉は、なかなか落ちません。代謝(体内で不必要な物質を分解したり、必要な物質を合成したりする働き)が落ちてくるためでしょう。
 私自身、「何をしても無駄だわ」とがっかりして、そのうちにやせる努力もしなくなってしまいました。
 でも、ここで一すじの光明が見えてきました。「代謝がアップしてやせられるかも」と期待できる方法を見つけたのです。
 九味半夏湯加減方という漢方薬で、やせた人が続出しています。江戸時代に日本で考案された、九味半夏湯という処方をアレンジした漢方薬です。
 漢方薬とはいっても、粉末になっていて、一回分ずつ袋に入っているので、水で簡単に飲めます。水分の排出を促し、便通も改善して、血行をよくする作用があるため、代謝が促進されてやせるそうです。
 実際、この漢方薬を飲んで、ダイエットに成功したかたが多数いらっしゃいます。そのうちの数例をご紹介しましょう。
 まずは、この漢方薬でなんと30キロもやせた三十代の男性です。このかたは、118キロあった体重が、半年で88キロになりました。体脂肪率も36%から25%と激減したそうです。
 この男性は、かつてボクシングで体を鍛え、体重も70キロ台だったのですが、運動をやめたとたんに太りだしました。血圧も高くなり、医師からも体重をへらすように厳しくいわれたそうです。
 九味半夏湯加減方をとるのと同時に間食をやめ、バランスの取れた食事を、1日3回きちんととるようにしました。その結果、2ヵ月でするすると15キロも減量。その後の2ヵ月でさらに10キロ、次の2ヵ月で5キロへり、半年間でトータル30キロへったというわけです。血圧も、上(最大血圧)下(最小血圧)ともに10ミリずつ下がり、大変喜んでいます。
 また、別の三十代の男性は、九味半夏湯加減方を服用したら、10日後くらいに黒い泥状の便が大量に出たそうです。お酒が好きで、暴飲暴食することもあったのに、半年で10キロやせて、83キロだった体重が73キロになりました。

【肌がスベスベ!ひざ痛が消えた!】
 四十八歳の男性も、アルコール好き、過食ぎみの生活習慣を改められず、三十代から太り始めて、とうとう95キロになってしまいました。週に2度のジム通いで、どうにか2キロへらしましたが、それ以降は変化がありません。「こんなにがんばってもやせないのか」と、あきらめかけたところに、偶然、九味半夏湯加減方を知ったそうです。
 この漢方薬を飲み始めてから、便通がよくなり、トントン拍子に体重がへってきました。一年後には20キロの減量に成功し、脂ぎっていた肌がスベスベになったとのこと。
 54キロの体重が、4ヵ月で12キロへって、42キロの理想体重になったという20代の女性もいます。また、ある40代の女性の場合は、飲み始めて数日で便通がよくなり、1ヵ月で6キロも体重がへったそうです。
 さらに、「何をしてもやせない」とあきらめ状態だった50代の女性も、この漢方薬を飲み始めて3ヵ月で、8キロもやせました。便通がよくなり、ひざの痛みも消えたということです。
 やせたキロ数や期間は人によって異なりますが、皆さんのお話に共通するのは、「便通がよくなった」「体調がよくなった」ということです。冒頭で、この漢方薬の作用を「水分の代謝をよくし、便通も改善して、血行をよくする」と説明しましたが、皆さんその効果を実感しているようです。
 無理をせず、健康的にやせたいとお考えのかたには、お勧めの漢方薬です。ぜひお試しください。



◎神奈川県◎36歳◎薬局勤務   阿南美一

やせる漢方薬で12キロの減量に成功し
ボコッとついていたわき腹の脂肪が消失

【立ち仕事が続いても疲れない】
 暴飲暴食が体によくないことはわかっていても、改めるのはなかなか難しいものです。私も、「よくないなあ」と思いながらも、周りの人が驚くくらい、飲んだり食べたりの生活をしていました。
 私の場合、食生活の乱れは社会人になってから始まりました。仕事の関係で、毎晩のように遅くまで飲んでいたのです。学生時代には58キロだった体重が、78キロまだふえました。身長は172.5センチですから、相当オーバーしています。
 20キロも太ると、体調も悪化してきました。とにかく、だるくてたまりません。立ち仕事ですから、夕方にはもうヘトヘトでした。また、その疲労が、翌朝になっても抜けないのです。寝覚めも悪く、なかなか起き上がることができませんでした。
 そんなときに、九味半夏湯加減方という漢方薬の話を聞いたのです。
 「水分や脂肪の代謝(体内での利用と排出)がよくなるんです。無理なく、自然に適正体重にするには最適ですよ」ということでした。私は「もしかしたら、その漢方薬は自分に合っているかもしれないな」と思い、早速飲んでみることにしました。
 私は毎食前に、一日三回飲むことにしました。飲み始めると、まず最初にトイレが近くなりました。とにかく、おしっこがよく出るのです。接客していなければ、30分おきに行くようなこともありました。でも、不思議なことに、夜寝ているときには尿意を催すことはないので、睡眠に支障はありません。
 便の出方も変わりました。以前は、下痢ぎみのことが多く、排便後もスッキリしない感じがありました。ところが、この漢方薬を飲み始めてからは、毎朝、便座に腰掛けるとスルッとバナナ便が出るのです。残便感もありません。
 そして、1ヵ月後には体重が5キロもへっていました。食事制限もしませんでしたし、お酒を控えることもしなかったので、驚きました。
 「代謝を高めて自然にやせるというのは、ほんとうだったんだ」と、漢方薬の威力に感心したものです。逆に、それまでの自分が、いかに代謝が悪かったかと思うと、ゾッとしました。
 この時点で、体調が格段によくなっていました。立ち仕事が続いても疲れませんし、朝もパッと目が覚めます。「これは体にいい!」と確信し、その後も飲み続けました。

【お尻も小さくなりズボンがブカブカ】
 わずかずつですが、体重はへり続け、五年たったときにはトータルで12キロもやせて、66キロになりました。
 体が軽くなり、仕事中のフットワークも良好です。同僚にも「動きが素早くなった」といわれます。
 12キロやせた時点で、適正体重の範囲になったので、この漢方薬を飲むのをやめました。
 以前にはいていたズボンは、すべてブカブカになっていました。上半身もLサイズからMサイズに変わったので、肩や背中のぜい肉も落ちたのでしょう。
 自分の実感としては、腹周りや腰周りがいちばんやせたように感じます。ウエストサイズが78センチから73センチになりました。特に、わき腹にボコッとついていた脂肪が、きれいになくなったのには、我ながら驚きました。
 お尻周りも、ずいぶん細くなりました。ズボンをはいたときの感じで、自分でもわかりますが、職場でもしょっちゅう、「お尻がかなり小さくなったよな」といわれるのです。
 さらに、この漢方薬を飲み始めて、肌がきれいになりました。私は脂性の肌質に加え、日々の暴飲暴食で、しょっちゅう顔に吹き出物ができていました。それが、いつの間にか吹き出物が出なくなり、ツルツルスベスベの肌になったのです。
 漢方薬を飲むのをやめてから三年たちますが、リバウンド(いったんへった体重が元に戻ること)はありません。体調も相変わらず良好ですし、吹き出物もできません。漢方薬をしばらく飲んだことで、体質が改善されたのではないか、と思っています。

昌平クリニック院長 杏林大学名誉教授     鍋谷欣市

【老廃物が排出され新陳代謝がよくなる】
 トイレが近くなったり、便の量がふえたりするのは、体内にたまっていた老廃物が排出されている証拠です。
 蒸気機関車がよく走るためには、石炭の燃えを殻をこまめに捨てて、煙突掃除をしっかり行わなければなりません。人の体も同じことです。余分なものを排出することで新陳代謝がよくなって、体内の状態も改善します。



◎東京都◎29歳◎薬局勤務      内田那護美

やせる漢方薬で食事制限も運動もせずに
短期間で6キロやせ背中と腕がほっそり

【二十年ぶりに快便になった!】
 「産後太り」という言葉があります。私も、妊娠中にふえた体重が、出産後に戻らず、6キロも残ってしまいました。私は身長が158センチで、妊娠前は50キロでした。それが、産後は58キロになってしまったのです。
 ふだんの生活の中でも、「太ったなぁ」と思わされることが頻繁にありました。
 例えば、ジーパンのボタンがかからないのです。ようやくボタンが留まっても、苦しくてしかたありません。特に、座ったときなどは、「もう、無理!」と、周りに人がいないのを見計らってボタンを外していました。
 また、ある日、街を歩いていて、お店のウインドウに、自分の歩いている姿が映りました。無防備な状態の自分を、目の当たりにしたわけです。
 そこには、もっさりと太った女性が、重い体を引きずるように歩いていました。「えっ、これ、私?」と、すぐには信じられませんでした。顔から背中、おなか、お尻、足まで、二回りくらい大きくなっていたのです。
 次の瞬間、まるでマンガのように、「ガーン」という文字が頭に落ちてきたようなショックを受けました。
 体が重くなったことは、自覚していました。ハイハイを始めた子供の後を追うことすら大変で、すぐにバテてしまうのです。
 「これじゃ体にも悪いわ。やせよう!」と思い、産後一年たって、授乳をやめたころから、九味半夏湯加減方という粉末の漢方薬を飲み始めました。
 数あるダイエット方法の中から、この漢方薬を選んだのは、私が勤める薬局の店長(三十代女性)が飲んでいたからでした。「少し苦いけど、私は効いているみたい」という言葉を聞き、試してみる気になったのです。
 私は、この漢方薬を一日三回、食事の二時間後に飲みました。
 私は子供のころから、お通じが三日に一度くらいしかない、すじ金入りの便秘症でした。排便時も、顔が赤くなるなるくらい気張って、やっとポロッとかたい便が出るくらいだったのです。
 それが、この漢方薬を飲んだ翌日、便意を催してトイレに行くと便座に座ったとたんに、全く力を入れることなく、スルーッと長くつながった便が出ました。こんなことは、二十年ぶりくらいでした。
 その日を境に、私の便秘は解消しました。毎日快便になったのです。
 便秘をしなくなったせいだとおもうのですが、吹き出物も出なくなりました。私は、いつもほおの周りに大きな吹き出物が二つ三つできていたのです。赤く腫れて痛いし、一度できるとなかなか治りませんでした。
 自分でも、吹き出物の原因は便秘だとわかっていたのですが、なにしろ頑固な便秘症だったので、どうしようもなかったのです。便秘と吹き出物が一気に解消して、万々歳です。

【ジーパンのボタンも普通に留まる!】
 体重も順調にへっていきました。
 この漢方薬を飲み始めてから、二日に一度、入浴前に体重を量るようにしたのです。体重計に乗るたびに100グラム、200グラムと、少しずつですが着実に体重がへっていきました。けっきょく、2ヵ月後には6キロも減量し、妊娠前の体重に戻ったのです。
 漢方薬を飲む以外には、食事制限も運動もしていません。予想以上に簡単にやせたので、自分でも驚きました。
 近所の人にも「すごくやせたよね」「どうやってやせたの?」と驚かれました。短期間のことだったので、変化がはっきりわかったのでしょう。
 よく「太るときはおなかから、やせるときは胸から」とか「体重は戻っても体型は戻らない」などといいますが、そんなこともありませんでした。また、短期間にやせたのに、シワやたるみが出ることもなく、すっかり妊娠前の体型に戻ったのです。
 もちろん、以前の洋服をすべて着ることができますし、ジーパンのボタンも普通に留まります。二の腕や背中についていた肉も取れ、ほっそりしました。
 体重が戻った時点で、漢方薬をやめました。でも、三年たった今でも毎日定期便があります。また、リバウンド(いったんへった体重が元に戻ること)もありません。
 私は薬局に勤めていて、さまざまなダイエット食品を扱っているだけに、この漢方薬の効果の高さがよくわかるのです。


昌平クリニック院長 杏林大学名誉教授     鍋谷欣市

【水太りにも脂肪太りにも効果を発揮する】
 この漢方薬は、体内の余分な水分と脂肪を排出する効果があり、いわゆる「水太り」にも「脂肪太り」にも効果を発揮します。
 内田さんは、無理なく健康的にやせたので、肌のたるみも出なかったのでしょう。
 なお、授乳期は、薬の成分が母乳を通して赤ちゃんに行ってしまいます。産後太り対策に飲まれるかたは、念のため、授乳期の服用は避けてください。



◎埼玉県◎44歳◎会社員     北川正美

便がドーンと出て七キロ減量!
やせる漢方薬で体脂肪が10%も落ち医師が驚嘆

【下腹の膨満感も消えて気分爽快!】
 子供のころからスポーツが好きだった私は、大人になっても週に一度は、ソフトボールやテニスで汗を流していました。そのせいか肥満とは縁遠く、若いころは自分が太るとは夢にも思っていませんでした。
 そんな私が太り始めたのは、結婚してからです。妻の手料理がおいしくて、ついつい食べすぎてしまうのです。気がついたら、健康診断で毎年のように「太りすぎです」といわれるようになっていました。
 結婚後も、週に一度はスポーツで体を動かすようにしていましたが、それだけでは足りなかったようです。とはいえ、食生活を変えるのはなかなか難しく、体重の上昇を止めることはできませんでした。
 ついに、今から二年半前には、身長170センチに対して体重78キロという、りっぱな肥満体となったのです。
 そんな私に、薬剤師の友人が「いい薬があるよ。飲んでみない?」と、漢方薬を勧めてくれました。九味半夏湯加減方という漢方薬で、新陳代謝をよくして、無理なくダイエットできるということでした。
 この漢方薬は粉末状になっていて、2グラムが一袋に入っています。私はそれを、朝昼晩の食前に一袋ずつ飲むことにしました。「漢方薬って苦いんだろうな」と思っていたのですが、全然飲みにくくありません。
 この漢方薬を飲み始めて、すぐに実感した効果は、便通です。以前から、通じは毎日ありましたが、この漢方薬を飲むようになってからは、便の量がドーンとふえました。おなかの中の便がスッキリ出切った感じがして、気分爽快です。常に感じていた下腹の膨満感も消えました。
 また、この漢方薬を飲むようになってからというもの、すこぶる体調がいいのです。朝もパッと目が覚め、すぐに起き上がれます。前日の疲れを持ち越すことがなくなりました。
 私は、小学生の息子が所属しているドッチボールチームのコーチをしています。毎週土曜日と日曜日は、子供たちといっしょに走ったり、ボールを投げたりして、動き回っているのです。そんなときも、「体のキレがよくなったなあ」と感じます。これも、漢方薬の効果ではないかと思っています。

【会社の女性も始め顕著な効果が出た】
 さて、この漢方薬を飲み始めた当初の目的は、ダイエットでした。
 目的は、ほぼ達成し、6キロの減量に成功して、今では71キロになりました。体重は、一年に一度、会社の健康診断で量るだけなので、体重がへっていった細かい経緯はわかりません。
 ただ、漢方薬を飲み始めてから2ヵ月後に、病院で体脂肪率を測ったら10%も落ちていたのです。「えっ?こんなにへってる!」と医師が驚いていたことは、記憶に残っています。
 ダイエットの成果は、特におなか周りに現れたようです。ズボンのウエストが緩くなり、ベルトの穴をずらしてはいています。以前は、ムギュッとつかめたわき腹の肉も、ごっそりそぎ落としたように消えました。自分でいうのもなんですが、正面から見た体のラインがシャープになり、体型が若返った感じです。
 服の上から見ても、細くなったのがわかるらしく、「あれっ、このごろやせたんじゃない」とよくいわれます。
 会社の女性たちにも「北川さん、どうやってやせたんですか?」と尋ねられました。そこで、この漢方薬のことを教えてあげたのです。
 「漢方薬だから一気にはやせないけど、続けていると一年くらいで効果が出てくるよ」というと、魅力を感じたらしく、女性陣数人で、同時期に飲み始めたようです。
 なかでもいちばん熱心だった女性が、最も顕著に効果が現れているようです。職場でも「彼女、やせてきたよね」と話題になっています。
 食べたいものを我慢したり、量をへらしたりすると、ストレスになりますし、そういったダイエットだったら続けられませんでした。体の新陳代謝をよくして、健康的にやせる漢方薬に出会えて、ほんとうに感謝しています。


昌平クリニック院長 杏林大学名誉教授     鍋谷欣市

【不要物が排出され体内リズムが整った】
 いくら運動しても、体内に老廃物をため込んでいる状態では、体重はへりません。便の量がふえ、下腹の膨満感も消えたとのことですが、これこそ、この漢方薬の効果です。体内にたまった不要物が速やかに排出され、体内のリズムが整ったのです。
 健康的にやせるときには、体脂肪率から落ちていきます。その点、北川さんの場合は、理想的なダイエットといえます。



◎埼玉県◎39歳◎パート勤務      深堀香苗

コロコロ便がバナナ便になった!
やせる漢方薬で6キロ減量しアレルギーも改善

【背中のファスナーが上がらない!】
 私は、七年前に妊娠するまでは、体重が45キロを超えたことがありませんでした。それが出産後、身長157センチに対して51キロのまま、ちっとも元に戻らなくなってしまったのです。授乳のせいでおなかがすき、ちょこちょこと間食していたのがいけなかったようです。
 なんとなく服もきつい感じだし、「ちょっと体が重くなったかな」とは思っていました。また、ひざや腰に負担を感じ、動きが鈍くなっているのは自覚していたのですが、まさか5キロも太っていたとは気がつきませんでした。
 決定的だったのが、以前着ていたワンピースにそでを通したときでした。なんと、背中のファスナーが上がらなかったのです。ショックでした。おなかやお尻など、部分的にぜい肉がついたというより、「全身にまんべんなく脂肪をまとった」という感じでした。
 しかし、生まれたばかりの子供がいては、ダイエットもままなりません。「あまり食べすぎないようにしよう」と思ったくらいで、何もできませんでした。
 ちょうどそのころ、友人に会う機会がありました。そこで「この漢方薬がいいわよ」と教えてもらったのが、九味半夏湯加減方だったのです。まず便通がよくなって、徐々に体重が落ちていくという話でした。
 「急にはやせないけど、いつの間にか肉が落ちるの」という彼女の言葉にも引かれました。体に優しい感じがしますし、リバウンド(いったんへった体重が元にもどること)もなさそうです。そして、なにより便秘が解消するというのが、魅力的でした。
 私は若いころから便秘症で、二、三日お通じがないのは普通でした。便秘が続くと下腹が苦しいくらいパンパンに張って、ボコッと出っ張るほどだったのです。そんな便秘症が、妊娠・出産を経て、さらにひどくなっていました。ですから、便秘が治って体重がへるというのは、まさに一石二鳥だったのです。

【力を入れなくてもスルーッと出る!】
 私は早速、その漢方薬を取り寄せて飲み始めました。漢方薬といっても、土瓶で長時間煎じるわけではありません。粉末状で、一回ずつの分包になっているので、飲むのは簡単です。私の場合、朝は起きてすぐ、昼は食前、夜は寝る前に飲むようにしました。
 この漢方薬を飲み始めたら、すぐ、便秘が解消しました。友人のいっていたとおりです。
 毎日きちんとお通じがきて、便の状態も、以前のコロコロした便ではありません。りっぱなバナナ便がスルーッと出て、おなかに力を入れる必要も全くありません。
 便秘をしなくなると、吹き出物がなくなりました。前はよく、大きな吹き出物が、顔に一つ二つボツンとできたり、小さいのがポツポツとたくさん出たりしていました。それが、この漢方薬を飲み始めてからは、顔から吹き出物が消え、なめらかなスベスベ肌になりました。こんな肌はひさしぶりです。
 体重が落ち始めたのは、漢方薬を飲み始めて3ヵ月目くらいからでした。それから少しずつ体重がへっていき、3ヵ月ほどで、元の45キロに戻りました。気がついたら「あ、戻っている」という感じで、ほんとうに穏やかにへっていきました。理想的なやせ方です。
 それから、この漢方薬を飲むようになって、アレルギーが軽くなったようです。
 私は、肌にふれている衣服がすれたり、季節の変わり目の冷たい風に当たったりすると、じんましんのような湿疹が出て、かゆくなることが頻繁にありました。最近は、そういった症状が出にくくなっています。体質が少しずつ変わってきているのかもしれません。
 体重が元に戻ってからは、漢方薬を飲む量を一日一、二回にへらしましたが、お通じは気持ちよくありますし、体重もへったままです。健康維持のために、今後も飲み続けるつもりです。


昌平クリニック院長 杏林大学名誉教授     鍋谷欣市

【腸内環境が整って免疫力が向上する】
 ゴミが散らかっていると、スムーズに生活できないように、体の中も不要なものが多いと、うまく機能しません。九味半夏湯加減方は、体内の余分なものを排出し、血液や血管、臓器が正常に働くように作用します。
 吹き出物は、うまく排出されずにたまっていた脂肪や老廃物が、肌に表出したものです。大量の便といっしょに、脂肪や老廃物が排出されたため、肌がきれいになったのでしょう。
 また、便秘が解消して腸内環境が整うと、免疫力(病気に対する抵抗力)が向上するため、アレルギー症状が軽減したのだと考えられます。

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