ストレス解消
エゾコウギ(刺五加)が、味方する!!

@抗ストレス作用
ストレスに対する抵抗力を高める作用があり、無気力、イライラ、不眠など精神面の疲れをとり、気力不足を補い脳や神経の働きを高める作用があります。

A益知安心
集中力、記憶力をアップし精神を安定させる。中国で学生にエゾコウギを服用させ成果を調べたところ、10日目から、記憶力と集中力が高まり、情緒も安定し、テストの成績もかなり良くなったという報告があります。

Bアダプトーゲン作用
アンバランスな身体心の働きを正常に戻す作用。ストレスなどでバランスをくずした心体の働きを本来の状態にもどす作用があります。新陳代謝を高めることにより体の働きを正常にするため。対処療法ではなく、本当の意味での健康増進に役立つといえます。
C冷えに良く心身に活力がでる
エゾコウギに含まれるフラボノールには、心臓の冠動脈に刺激を与えて血液の流れを良くする働きがあります。血行が良くなれば、全身の新陳代謝が高まり免疫力が強化されるため、かぜをはじめとする感染症にかかりにくくなります。リウマチ、神経痛に効果があったという多数の報告があります。

※五加参はお湯に溶いてお飲み頂くと、より効き目がアップします。







五加参
エゾウコギと朝鮮人参
属は違っても寡黙は同じ。
タラノキやウドとも親戚筋
エゾウコギは読んで字のごとく蝦夷に生息するウコギ(五加)という意味の名で、学名はAcanthopanax senticosus HARMSといいます。
生育地はシベリアのアムール河中流地域と、樺太、中国の黒龍江省、吉林省、遼寧省、日本では北海道の北見、帯広など東部に分布します。成長すると4〜5メートルの高さにまでなるウコギ科のウコギ属に分類される落葉灌木です。
ウコギ科の植物には生薬として使われるものが数多くあり、その代表的なものが朝鮮人参です。よく東北の山の中で見かける山菜のウドやタラノキも属は異なりますがウコギ科の植物で、新芽をおひたしにしたり、ご飯に炊き込んだりするほかに、昔から民間薬として使われてきました。


エゾウコギの何が効くのか?謎を解くカギは「成分とバランスの良さ」
エゾウコギは数多くの成分を含んでいますが、主要成分は次ページにある表の内容になります。
エゾウコギ根皮と茎に含まれ、さまざまな生理活性を示す成分はフェノール性化合物のイソフラキシジン、エレウテロサイドB(シリンギン)、エレウテロサイドB1(イソフラキシジン。モノグルコサイド)、エレウテロサイドE(シリンガレジノール・ジグルコサイド)、シリンガレジノール・モノグルコサイド、ピノレジノール・モノグルコサイド、メジオレジノール・ジグルコサイド、クロロゲン酸、2、6‐ジメトキシベンゾキノン、セサミン、サビニンなど多岐にわたります。
成分の特徴としてはエレウテロサイドEが主成分として多く入っています。
エゾウコギにはガンや老化などの原因になる過酸化脂質の生成を抑制する成分が含まれています。
その一つがクロロゲン酸や図には記載がありませんがジカフェオイルキナ酸と呼ばれるタンニンの仲間です。最近、このタンニンについては過酸化脂質の抑制作用、抗ガン作用などがいわれています。ひとくちにタンニンといってもクロロゲン酸やジカフェオイルキナ酸はたくさんあるタンニンの一つで、植物界には広く存在する成分です。
クロロゲン酸は、コーセーなどに含まれ植物に広く存在する成分ですが、血清トリグリセライド、過酸化脂質、GOT、GPTなどの上昇を抑制する(肝機能改善)作用、脂質代謝改善、胃液分泌促進作用があり、プロポリスにも含まれている強力な抗酸化成分です。また驚くべきことにジカフェオイルキナ酸はこのクロロゲン酸やビタミンEよりも10倍の過酸化脂質抑制に対する活性を持っていることが確認されています。
エレウテロサイドEはストレスによる性行動の低下防止や記憶力の回復を高める働きがあるリグナン化合物です。このほかにも、降圧作用があるピノレジノール・ジグルコサイド、ピノレジノール・モングルコサイドをはじめ杜仲と似たリグナン化合物が含まれています。
リグナン化合物にはそのほかに抗腫瘍、抗アレルギー、抗菌活性など、多くの生理活性が知られています。
イソフラキシジンとエレウテロサイドB1はクマリン化合物といわれますが、これら化合物には血管拡張作用や抗けいれん作用があることが知られています。イソフラキシジンには鎮静作用があることも報告されています。また、イソフラキシジンはエゾウコギの品質をチェックするときの指標となる重要な成分でもあります。
フェノール配糖体であるエレウテロサイドB(シリンジン)には、ストレスを低下させる抗ストレス作用、疲労回復、性行動減退防止の作用があります。
葉にはサポニン配糖体のエレウテロサイドI・K・L・M、フラボノイド配糖体のハイペロサイド、イソクエルシトリン、フェノール性化合物のクロロゲン酸などが含まれています。サポニン配糖体には肝細胞保護作用が、フラボノイド配糖体には冠状動脈を拡張し、その血流量を増やし、心筋の酸素欠乏に耐える能力を高める作用などがあります。
エゾウコギの葉のフラボノイド配糖体組成は、中国で高血圧症の人に用いられている生薬、羅布麻の組成とまったく同じであることは注目に値します。
これらの多くの配糖体が脳下垂体を刺激して諸器官の能力を高め、脳内ホルモンの分泌を促すというのがエゾウコギの身体に作用するメカニズムです。


エゾウコギの特徴的成分とその作用
   成分            主な作用
 エレウテロサイドB     抗疲労、抗ストレス、性腺刺激
    (シリンジン)      学習再現(向上)、持久力、スタミナ、集中力
 エレウテロサイドE     抗アレルギー、抗リューマチ

 エレウテロサイドB1    鎮静、不眠症、健忘症、性腺刺激
 イソフラキシジン       血圧降下、自律神経調整

 セサミン           過酸化脂質生成の抑制(老化、成人病などの予防、{ビタミンE以上})
 クロロゲン酸         抗アレルギー
 ジカフェオイルキナ酸    糖尿病態時の糖代謝改善、糖尿病合併症(末梢神経障害、網膜症、腎症、白内障など)の予防


日本産エゾウコギの一般的成分分析値
試験項目       100%エキス100g中
 水分           7.8g
 蛋白質          5.8g
 脂質           0.2g
 糖質           78.2g
 繊維            0.0g
 灰分           8.0g
 熱量            /
 カロチン         0.0μg
 ビタミンB1       0.24r
 ビタミンB2       1.09r
 ナトリウム        200r
 リン            530r
 カルシウム        880r
 カリウム         2.800r
 マグネシウム      200r
 鉄             3.5r


☆〈エゾウコギの主な作用〉

 1 体力や運動能力を高める作用
 2 疲労を強力に回復し、精力を高める作用
 3 ストレスへの抵抗力を強力に高める作用
 4 不安や落ち込み気分を治す作用
 5 脳を活性化し、ボケを予防したり、記憶力を高める作用
 6 内臓や皮膚の血流を改善する作用
 7 その他、高脂血症を改善したり、糖尿病、狭心症、血圧異常、に対する治療効果

@体力や運動能力を高める作用
 日ソ連では当初オリンピックのスポーツ選手等にエゾウコギが多用され、モスクワオリンピックで活躍したり、日本では長野冬季オリンピックではスキージャンプの選手たちを中心にコンディション作りや記録向上の為にエゾウコギを最大限に活用していたの  です。エゾウコギには最大酸素摂取量(持久力)を増加させる働きがある。

A疲労を強力に回復し、精力を高める作用
 中高年の人の「疲労感」は精神的な要素が強いですが、やはり基礎体力の低下に伴う事が多いものです。エゾウコギは精神疲労に対してはもちろんの事ですが、スポーツ選手に対する作用と同様の働きにより中高年の人の疲労や精力が減退等の老化現 象(腎虚)に強力な作用を発揮し、「若返り」のような効果をもたらします。

Bストレスへの抵抗力を強力に高める作用
C不安や落ち込み気分などを治す作用
 精神的なストレスの影響で慢性的な下痢や便秘、胃炎、頭痛、肩こり、動悸等の身体症状や、不安感、焦燥感、抑うつ気分、イライラ、不眠などの精神症状が出て来ますが、エゾウコギは神経過敏や不安感等の症状が強いときは心を鎮める様に働きます。
 又、ストレスがたまりやすい人に優れた効果を発揮し、ストレスを受けやすい体質を改善してストレスへの抵抗力を強力に高めます。

D脳を活性化し、ボケを予防したり、記憶を高める作用
 エゾウコギは血管の状態を正常化し、血流を良くするので脳の内部でも血流が改善され、又「脳の働きを高めるホルモン類」を刺激するため、脳の働きが次第に活性化されます。その結果、脳の血流が悪化して起こる老人性痴呆にも効果があり、又脳の神 経細胞(樹状突起)を伸ばして新しい脳神経のネットワークを作って記憶力を高める働きがあります。

E内臓や皮膚の血流を改善する作用
 血液の流れが悪いと胃腸や肝臓、その他色々な内臓の働きも低下してきます。
 内臓の血流は体質や体調等の影響を受けますが、ストレスの影響も少なくありません。エゾウコギはストレスへの抵抗力を高めるとともに内臓の血流も改善し、皮膚の働きを良くして美容の上でも大きな効果をもたらします。
 ☆エゾウコギに含まれている主な薬効成分

  イソフラキシジン        ピルジノールモノグルコシド
  エレウテロシドB        シリンガレジノールモノグルコシド
  エレウテロシドE        メジオレジノールジグルコシド
  クロロゲン酸           2.6−ジメトキシベンゾキシン
  エレウテロシドB1       セサミン
  ピノレジノールジグルコシド  サビニン等

 現在まで判明しているエゾウコギの根や茎も活性成分は上の表に挙げたようにピルジノール類、シリンガレジノール類、その他10数種類に達します。これらの活性成分を大別すると1.「リグナン類」2.「タマリン類」3.「フェノール類」4.「タンニン類」に分けることが出来ます。

@リグナン類
 腫瘍やアレルギーを抑える働きや細胞の増殖を抑える働きや血圧を下げる働き、又β‐エンドルファンの分泌を促進する作用があります。

Aクマリン類・・・血管拡張作用や、抗けいれん作用があり、クマリン類のイソフラキシジンにはエゾウコギに特徴的な気分を落ち着かせる働き(鎮痛作用)があります。

Bフェノール類・・・抗ストレス作用や疲労を回復させる作用、性行動減退を防ぐ作用があります。

Cタンニン類・・・過酸化脂質を抑える作用や抗ガン作用、肝機能改善作用等があります。

ストレスと免疫
 日本でよく使われる「ストレス」という言葉は、主に精神的な重圧や緊張を指すようですが、医学的に言えば暑さ寒さ、湿気や乾燥、騒音、混雑等の環境からの影響や過労、感染などによる身体面への影響も「ストレス」になります。
 これは漢方的に表現すると内因(怒・喜・思・非・憂・恐・驚)、外因(風・寒・暑・湿・燥・火)不内外因(労倦・飲食・他)になります。
 又、このうち精神的なストレスの悪影響で何らかの『体の病気』が発生したり悪化するのが「心身症」ですが最近になってストレスが免疫の働きも低下させてガン等の危険な病気を誘発することもわかってきました。

脳内ホルモンを分泌させる作用
 人体にストレスが加わると副腎皮質ホルモンが分泌されますが、その他に「β‐エンドルフィン」は苦痛を和らげる作用があるため「脳内モルヒネ」とか、「脳内快楽物質」とも呼ばれています。
 又、最近の研究ではβ‐エンドルフィンは免疫機能を高める作用もあることがわかってきました。
 エゾウコギはこのβ‐エンドルフィンの分泌を強力に高め、結果、ストレスへの抵抗力を高め、免疫の働きを高め、「心身症」をはじめとする各種のストレス病に優れた効果をおよぼします。






















地竜

 地竜は、『神農本草経』の下品に「白頚蚯蚓」の原名で初めて収載された。「地竜」の名は『太平聖恵方』に初めて認められ、『図経本草』にもその記載が見られるが、異名も多く存在する生薬である。
 『本草網目』によると「ミミズが歩むと、引いて後ろに伸び、その盛り上げた土が丘のようだというので蚯蚓とし、また、ミミズは雲を起こし、陰晴を知る能力があるというので「土竜」「竜子」などの名がある」のだという。
 日本薬局方外生薬規格(局外生規)および中国薬典にも収載されている。

基原
 フトミミズ科(Megascolecidae)のPheretima aspergillum Perrier またはその他近縁動物の内部を除いたものである(局外生規)。中国薬典では、参環毛蚓 P.aspergillum E.Perrier, 通俗環毛蚓 P.vulgaris Chen,威廉環毛蚓 P.guillelmi Michaelsen あるいは櫛盲環毛蚓 P.pectinifera Michaelsen の乾燥体としており、前一種を広地竜、後の三種を滬地竜(滬=上海)と称している。この他、日中両国の生薬解説書などに、土地竜などとしてツリミミズ科(Lumbricidae)のカッショクツリミミズ(中国名:縞蚯蚓)Allolobophora caliginosa trapezoides Ant.Dugesが挙げられている。
 春から秋にかけて採集し、灰に混ぜるなどして殺した後、腹部を開いて内臓と泥を洗い流してから、日干しあるいは低温で乾燥させるなどの処理を行う。

薬能
1.性味
 味は鹹、性は寒

2.薬効と主治
 清熱する、肝を平らかにする、喘を止める、絡を通す、の効能がある。
 寒性のため、肝熱を清する。清肝は驚を定め、痙を止める。また、肺熱を冷まし、気喘を平定する。清熱とともに経絡を通し、止痛し、下行させる性質から尿を利する。
 『本草綱目』には「性は寒で下に行く。性が寒なので諸々の熱疾を解き、下に行くので利尿をし、足疾を治して経絡を通すことができる」とあり、『神農本草経疏』には「蚯蚓は、大寒であり熱邪を去ることができ、大熱を除くので、傷寒の伏熱による狂謬を療する。あるいは下に走ることを主り、利尿するので、大腹、黄疸を治す」とある。
 地竜は、治風薬に分類され、風病の治療に用いられる。
 風病とは自然界の風のように急激に発症したり、部位や状態に変動性・遊走性のある病変を指し、外界から風邪が侵襲したために起こる「外風」と、体内から発症する「内風」に区別される。また、風邪単独では体内深くまで侵入することは少なく、寒・湿・熱などの諸邪と結合して様々な病変を引き起こす。
 外風では、皮膚・粘膜などの表証にとどまる皮膚ソウ痒、悪感、上気道炎などは解表薬による治療が中心となるが、経絡・筋肉・骨・関節などに侵入したことによる疼痛、麻痺、痙攣などにはキョ風薬を用いる。内風は、主として中枢神経系に関連する病症で多くみられ、平肝熄風が治療の基本となる。脳血管障害後遺症、パーキンソン病や精神神経疾患(躁鬱病、統合失調症)などによるめまい、ふらつき、痙攣、ひきつり、麻痺などは内風の代表的な症状である。
 関節リウマチ、リウマチ様関節炎のような関節の疼痛、腫脹、熱感、変形、拘縮などの変化は、風邪(外風)に寒・湿などの諸邪が加わり、それらの侵入をきっかけに経絡が阻滞されて血虚や陰虚などが進み、体の機能が失調し内風に発展する。その病証は複雑である。
 地竜は熄風の他に清熱・通路の働きを持つことから、外風・内風のどちらにも使うことができる。

成分
 解熱成分Iumbrofebrin、溶血成分Iumbritin、有毒成分terrestro‐lumbrilysinの他、hypoxanthine、xanthine、各種アミノ酸、コレステロール、トリグリセリド、リン脂質、脂肪酸、ミネラル、デヒドロゲナーゼ、エステラーゼ、プラスミンなどの酵素類、DNA,RNA、ビタミン、タンパク質、還元糖、コハク酸などを含む。

薬理
1.解熱作用
 ラットへの地竜エキス酸の腹腔内投与による解熱効果の評価では図1のような結果が得られた。効果は投与後約1〜2時間で最大となり、その効力はアミノピリンと比較して持続した1)。
 地竜抽出物は、大腸菌毒素による発熱に対し、アミノピリン、塩酸キニーネと比較して穏和な解熱作用を示した2)。この作用機序として、体温調節中枢に作用し、放熱と産熱とも増大させるが、放熱作用の方が強いため、体温が下降することが考えられる3)。
 また、当社で実施した実験においても、ラットの酵母による発熱に対して解熱作用を示した。

2.線溶活性作用
 ラットにおいて、地竜煎剤は経口投与により動脈血栓形成を明らかに抑制し、ワルファリンと遜色ない結果を示した4)。
 地竜抽出物は顕著な抗凝固、線溶作用を示す。研究において、地竜抽出物は凝血反応抑制を示し、血漿中に投与することで、トロンボプラスチン時間およびトロンビン時間をを延長した。また、アンチトロンビンV依存性、非依存性両方を含めた抗凝固活性を示した5,6)。
 地竜抽出物はin vitro、in vivoのどちらにおいても線溶促進作用を示した7)。地竜抽出液の線溶作用の機序は直接的な繊維タンパク質溶解および間接的なプラスミノーゲン活性化作用によるもので、前者が主である8)。

3.気管支拡張作用
 モルモットにおいて、地竜煎剤の福腔内投与は、卵蛋白により惹起させたアレルギー性喘息発作の強度の軽減および発現時間の遅延傾向を示した。また、新鮮地竜抽出物を腹腔内投与したところ、卵蛋白およびヒスタミン惹起による喘息発作の強度を対照群と比較して有意に軽減し、発現時間を遅延させた。アセチルコリンによる喘息発作には効果がほとんどなかったことから、ヒスタミン受容体に対して拮抗作用を示し、ヒスタミンによる気管支収縮および毛細血管透過性亢進を抑制すると考えられる9)。
 また、地竜の気管支拡張作用は窒素化合物によると考えられる10)。

4.免疫賦活作用
 地竜製剤は、放射線照射および非照射マウスに対して脾リンパ細胞転化促進作用を有する11)。また、Sarcoma180を移植した担癌モデルマウスに対して腹腔内に投与し、放射線照射を行ったところ、免疫抑制は認められなかった12)。地竜製剤は正常および担癌動物の免疫能に対して顕著な刺激作用を有し、一種のBRM(Biological Response Modiofiers;生体応答調整物質)といえる。Sarcomal180担癌モデルマウスに対しては、放射線の局所照射によるNK活性低下を抑制し、腫瘍重量を減少させた。また、放射線照射が引き起こす脾臓細胞数、胸線細胞数および胸線重量の低下を抑制した。地竜製剤は生体免疫能の調節作用により、抗腫瘍作用を増強させる13)。

5.その他の作用
 地竜液静注による抗不整脈作用14)、ラットに対する熱水およびエタノール浸出液の静注による血圧降下作用、マウスおよびウサギののペンチレンテトラドール、カフェイン惹起痙攣に対する熱水浸出液、アルコール抽出液による鎮静作用15)などが報告されている。


応用
1.使用量
 かぜ薬、解熱鎮痛薬の製造承認基準において、1日最大分量として、3.0g、粉末で2.0まで用いられる。
 中国では常用量として、4.5〜9.0程度を用いる。

2.臨床応用と配合生薬(処方例)
 (1)発熱性疾患
  各種疾患の解熱効果に関する臨床評価では、内服後、約2〜4時間で効果が現れ、通常1日3回の服用で有用であり、効果は長く持続すると考えられた1)。































疲れの使い分け


脾の疲れ
 夏の水分の取り過ぎによる疲れ。だるさ。貧血
  →双参、補中益気湯
 胃腸を温めて食欲を出してあげれば疲れもOK
 また余分な水分を取り去ってあげると効き目もバッチリ!!(五苓散)

心の疲れ
 夏場炎天下で働いている人やスポーツなど外へ出て行く機会が多い方など心臓に負担がかかり夜寝付けないとか血圧が高くなったりする人が多くなります。

肝の疲れ
 血液の流れが悪く、肩がこる、体がだるい、目が疲れやすいなどの症状に
  →錦上四川富貴広、源、蛎源、柴胡剤など

腎の疲れ
 体が重ダルイ、むくみ、精力減退、耳鳴り
  →地黄丸類、源、蛎源など

肺の疲れ
 立秋を過ぎると肺に負担がかかります。喘息、皮膚の症状、鼻の症状、脱腸など 
  →五加参、錦上四川富貴広、双参

上記にあげたように現代の疲れも多様化されています。これらの使い分けをすることにより様々な疲れに対応し顧客を獲得していきましょう。


杞菊地黄丸 症例
45才 男性
主訴:朝と夕方のかすみ眼、腰痛、右足のしびれ
その他:腰から背中の張りがあり、尿が出にくい。不眠。
杞菊地黄丸:1回1包×3回
10日目:腰痛が緩和され、尿のキレがよくなってきた。
20日目:夕方の目のかすみが少なくなった。

腰痛とかすみ目が改善!!

49才 男性
主訴:右の腰痛、眼精疲労
その他:疲れると右の腰が痛み、視力が低下する。
杞菊地黄丸:1回1包×3回(錦上四川富貴廣併用)
健康診断の1週間前から服用し、1年前より視力がアップ。
(右目0.9→1.0、左目1.0→1.2)
服用してからは腰痛もかすみ目も少なくなった。

年のわりには元気。スタミナがついた。

49才 男性
主訴:夜間尿、視力低下
杞菊地黄丸:1回1包×2回(錦上四川富貴廣、証陽散併用)
2日目:夜間尿がなくなった。
半月ほど服用した結果、夜間尿が気にならなくなった。

夜間尿の改善とともに視力の低下や老眼の進行が遅くなったような気がする。

52才 男性
主訴:手足のほてり、目のかすみ、午後のだるさ
杞菊地黄丸:1回1包×2回(錦上四川富貴廣併用)
7日目:あまり変化なし
15日目:目のかすみが晴れた感じ。
20日目:手のほてりがあまり気にならなくなった。
25日目:午後のだるさを感じなくなった。

補腎効果により、腎虚が改善され、以前より調子がよくなった。



“腎は精を蔵し、発育・生殖を主る”
漢方でいう「腎」とは臓器としての腎臓のことではなく、「腎臓を含めた泌尿器系の働き」と「生殖器系とホルモンの働き」をまとめて「腎」ととらえています。
腎精とは、脳の働きを活発にし、体の成長を保つ基本的な物質であり、腎精が充実すると人の体は成長発育し、腎精が衰えると老化がはじまります。
これら腎の働きが衰えた状態は「腎虚」とよばれ、漢方では腎の働きを補う補腎薬が用いられます。症状や体質に合った補腎薬を選びましょう。

補腎薬
あらゆる目の症状をよくする
杞菊地黄丸
加味 枸杞子、菊花
かすみ目、視力低下、疲れ目、目の乾燥感など

熱感をとる
知柏地黄丸
加味 知母、黄柏
ほてり、のぼせ、熱感、イライラ、不眠、皮膚のかゆみや炎症、泌尿器系の炎症など

地黄、山茱萸、山薬 沢瀉、牡丹皮、茯苓
ほてり・乾燥をとる
六味丸
発育不良、成長の遅れ、夜尿症、体質改善など

夜間尿、頻尿、腰痛、冷え症、寒がり、かすみ目など
冷えをとる
八味地黄丸
加味 桂皮、附子

補腎薬の共通症状・・・疲れやすい、排尿異常、むくみ、耳鳴り、口やのどの乾燥感、足腰のだるさ、疲れたり夕方になると症状がでやすい、など


杞菊地黄丸と知柏地黄丸の使い方
腎陰虚=六味丸
慢性病や熱病、先天性の虚弱、老化などにより腎陰が消耗されて陰液不足(陰虚)になり、内分泌機能の失調や免疫機能低下、自律神経系の興奮などがあらわれたもの。

症状:疲れやすい、もの忘れ、思考力減退、耳鳴り、目のかすみ、足腰のだるさ、排尿異常、むくみ、口・のど・皮膚の乾燥感、手のひらや足の裏のほてりなど。

“現代は陰虚になりやすい時代”
    加齢による腎虚
        +
 寝不足〔夜更かし〕、パソコン〔目の使いすぎ〕、
辛いもの、脂っこいもの、アルコールのとりすぎ、
   ストレス」(肝鬱など)による
         ▼
     陰液を消耗=陰虚

目の症状が強いとき
杞菊地黄丸
補腎陰の六味地黄丸に、養肝明目の枸杞子と菊花を加えた漢方で、肝陰虚・肝陽上亢に用いられる。
■肝陰虚・肝陽上亢とは
肝腎の陰血が不足したために陽気を抑制できなくなり、肝陽が上亢して頭痛、めまい、ふらつきなどがあらわれたもの。また“目は肝に開竅する”ため、肝の陰血不足は視力の減退や眼精疲労など、目の症状にあらわれる。
頭痛 めまい ふらつき 頭がボーッとする 目の疲れ・乾燥感 目がかすむ まぶしい 視力減退

熱(虚熱)の症状が強いとき
知柏地黄丸
補腎陰の六味地黄丸に、虚熱を除く知母、黄柏を加えた漢方で、陰虚火旺に用いられる。
■陰虚火旺とは
陰液が不足したために陽気を抑制できなくなって虚熱が生じ、この虚熱が炎症を起こしたり、また上亢してのぼせ、イライラなどの興奮性がより顕著になったもの。
イライラ 不眠 泌尿器系の炎症 のぼせ ほてり 熱感 皮膚の炎症・かゆみ

                                     目の症状
          冷えタイプ     ほてりタイプ         →   杞菊地黄丸
    腎陽虚    ←   腎虚    →      腎陰虚 }
    ||                         ||   →   知柏地黄丸
                                     熱の症状
  八味地黄丸                      六味丸 



恐ろしい血液ネバネバ10項目
 1.「ストレスが多くて」血液がネバネバ
 2.「食事が不規則で」血液がネバネバ
 3.「疲労で」血液がネバネバ
 4.「冷え性で」血液がネバネバ
 5.「痛みのある疾患のすべてで」血液がネバネバ
 6・「脂肪やコレステロールで」血液がネバネバ
 7・「糖で」血液がネバネバ
 8.「アルコールで」血液がネバネバ
 9.「高血圧や低血圧で」血液がネバネバ
10・「慢性病のすべてで」血液がネバネバ



脳梗塞・心筋梗塞・頭痛・肩こり
  記憶障害・血行不良・・・・・・

血液の流れが悪いと循環疾患にかかりやすくなります
特に以前 脳梗塞・狭心症・不整脈などを起こした経験のある人や家系に循環器疾患の人がいる場合 その罹患率はもっと上がります

日本の脳卒中死亡率は米国の約2倍  さらにそれが原因で日常生活に不自由をきたす人が増えています
人の死は避けられないけれど脳卒中・虚血性心疾患にかかるのを予防する事は病気による寝たきりや後遺症に悩む人を減らすことにつながります

健康で暮らしていくには、食事を含め生活習慣を改善することが大切ですが、ストレスの多い現代人にはなかなか思うようにいかない場合もあります
そこで 毎日飲んで予防する 『生薬製剤二号方』

主成分の丹参が、身体の血液循環を改善して冠状動脈を拡張し脳血管障害・記憶力障害・腎機能の改善に役立ちます

肩こり・首筋のこり・胸苦しさ・動悸・・・・・不安になる前にお試しください

[丹参の主な作用]
 血管を拡張し 血流を増やす
 血栓形成を防ぐ
 血液粘度を下げる
 血管を若く保つ

[配合生薬の作用]
 丹参・川・・紅花・・・・血のめぐりをよくする
 芍薬・・・・・・・・・・・・ 痙攣性の痛みをとる
 木香・香附子・・・・・・気のめぐりをよくする


ウチダ生薬製剤U号方をもっとご理解いただくために

 処方解説
 この漢方薬は、血液のネバネバ・ドロドロをサラサラにし、血管壁の垢(動脈硬化)をとり、血流を改善します。
それで通常、中年期以降や高血圧症の肩こり・頭痛・頭重・めまい・動悸などに使用することになっていますが、血流を改善しなければならないすべての疾患に応用されます。
 それは、簡単な打撲から重症の交通事故、生理痛から子宮筋腫・子宮内膜症、歯茎の出血から内臓出血や紫斑、高血圧から脳血管障害(血栓・梗塞)、糖尿病や肝炎など慢性疾患による血管の損傷予防など数多くあります。
もちろん、病状によっては、他の漢方薬と併用しなければならない場合もございます。
ですから漢方薬の専門家に必ず相談してから服用ください。


年々減少する日本人の食物繊維摂取量
国民健康栄養調査によると日本人1日の食物繊維摂取量は14g、目標の25gと比較して11g不足しています。食物繊維は、腸内の掃除のほか、善玉菌を増やす働きがあり、五大栄養素(たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラル)に続く、「第六の栄養素」として不可欠なものです。現代の日本人の食生活は、欧米化が進み、高たんぱく、高脂質に傾き、どうしても食物繊維が不足し、悪玉菌が増加しています。悪玉菌から発生する有害物質は腸から吸収され全身を巡り、様々なトラブルを引き起こすことが知られています。



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